K+GEARのペンチ・ウォーターポンププライヤーレビュー
電気工事士の技能試験が12月に迫っています。
技能試験に必要な工具を探した時の記事がこちらです。
おすすめの工具について紹介しています。
この時に選んだ工具のレビューを書いていこうと思います。
今回は、ペンチとウォーターポンププライヤーです。
ホームセンターで購入したものですが、使ってみて感じたことを書いていきます。
ペンチK+GEAR
このペンチの特徴は、グリップ部分です。
滑りにくいゴムのような素材です。
軍手で扱うには、滑りにくくておすすめです。
ただ、技能試験のような素手で扱う場合はおすすめできません。
手がゴム臭くなってしまいます。
また、擦ると細かいゴム屑が出たり、傷がつきやすい点も注意しなくてはなりません。
外で作業する場合は、ゴム屑が出ても問題ないので、屋外作業用のペンチなのかもしれませんね。
ウォーターポンププライヤーK+GEAR
持ってみた感じは、軽くて扱いやすそうです。
長さは、端から端までで27cmでした。
大きすぎず、小さすぎず、というサイズです。
あとは、力のいる作業に耐え得るのか、ですね。
ちょうど、水道の水漏れが気になっていたところなので、ちょっと締め直してみましょうか。
締め心地はそこそこです。
ちょっとしたものを締めるだけなら問題ないですね。
ただ、グリップが細いので力のいる作業には他の物を使った方が楽だと思います。
もし、屋外で錆びついた鉄管を締めるのなら、もう少しグレードの高いものを探した方がいいと思います。
電気工事士の技能試験で使うには?
ペンチは、外で使用するのに適したもののように思えました。
技能試験は、室内なので最適ではないかもしれませんね。
電線を切ってみると、黒い刃の色が電線に移ったり、手についたりします。
いらない電線などを何度か切って、黒色が付かなくなってから本格的に使うのがおすすめです。
また、ペンチは電線を挟んだり、被覆を剥ぐのにも使います。
K+GEARのペンチは、挟んだときに傷がつきやすいので注意が必要です。
電線の被覆を軽くつかんでみました。
ちょっとした作業で簡単に傷がついてしまいます。
電線はさらに簡単に傷がつきます。
布などで保護するか、ギザギザのない先の方で掴むか、対策が必要です。
刃の長さ、切れ味、使い心地は問題ありません。
幅のあるVVFケーブルも切断できました。
大きな問題はなさそうなので、試験にはこのペンチを持っていきます。
ウォーターポンププライヤーについては、個人的には気に入りました。
軽くて少し頼りないイメージでしたが、室内で使うには十分です。
電気工事士の技能試験で使うには少し大きいですね。
小さい方が良いという方にはホーザンのものをおすすめします。
ホーザンのウォーターポンププライヤーは、技能試験に特化しています。
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ウォーターポンププライヤーは、ねじを切ったり、ジョイントボックスへの接続で使用します。
それほど力のいる作業ではありません。
また、狭い机で片手で使用できるほうが楽です。
20㎝ほどのウォーターポンププライヤーなら、ドライバーとほぼ同じサイズになります。
ポーチにも入れやすいですね。
ホーザンのP-244は、技能試験で活躍すると思います。
まとめ
ペンチは外で作業するのに合ったもの、屋内で使用するのに適したものがありそうです。
技能試験には、室内で使いやすそうなものを選ぶと良いと思います。
通販で買えるものを探してみました。
Amazonや楽天のリンクを貼っておきますので確認してみてください。
エンジニア 電工ペンチ 175mm PD-07(Amazon商品リンク)
エンジニア 電工ペンチ175mm (1丁) 品番:PD-07(楽天商品リンク)
エンジニアは、作業工具を作っている企業です。
見た目がシンプルで、緑のグリップがいいなと思いました。
ウォーターポンププライヤーは、技能試験では十分な性能でした。
細身で軽いので気に入っています。
力のいる作業に使う場合は、もう少しグレードの高いものを買うのをおすすめします。
電気工事士の技能試験を受ける方の参考になれば幸いです。
お互い、頑張りましょう。